活車えび宇検養殖株式会社

宇検だより

明けましておめでとうございます。

2018-01-10

昨年は、このHPを多くの方々にご覧いただきました。車えびのご注文もたくさん賜りました。ありがとうございました。味はいかがだったでしょうか。また、私の拙いブログを読んでいただき、重ね重ね、感謝申し上げます。本年も宇検養殖をよろしくお願い申し上げます。

奄美には常夏のイメージをお持ちかもしれない。しかし、本土ほどではないが、奄美の冬もけっこう寒い。私たちの宇検養殖場は奄美大島の南西端に位置し東シナ海に面している。海からの季節風がとりわけ強い。この冬は、全国的に寒さがきびしいようだが、奄美も例外ではない。その一方で、フィリピン沖では、早くも台風1号が発生した。3日(水)のことだ。幸い日本方面には影響はなかった。年末年始で休んでいた車えびの取り上げを5日(金)に再開した。「今年も頑張ろう」の気持ちが、従業員一同から沸沸と伝わってくる。

さて、年末にドローンを飛ばして養殖場を撮影した。風の強い日で、大丈夫かと危惧したが、無事に撮影できた。掲載した映像を簡単に説明したい。高さ100~150メートル上空からの映像だ。

赤茶けた屋根の建物が、私たち宇検養殖の社屋だ。ここで老若男女18人が働いている。「老」は私だ。全体としては若い会社で、20~30代の若者が大半を占めている。社屋から数百メートル離れて養殖池がある。私自身も初めて見る上空からの映像だ。広さにびっくりされるかもしれない。7万7000平方メートルある。いろいろな場面でよく引き合いに出される東京ドームの敷地面積が4万7000平方メートルとのことなので、だいたい1.6倍というところだろうか。水面に水流機が回っている。60台ある。この水流機が水の中に空中の酸素を送り込んでいる。また、流れを作ることで車えびが住みやすい環境になる。池の中では数百万尾の車えびが大きく成長している。

隣接するのが「船越海岸」だ。地元では「ふのし海岸」と呼ばれる。画面では捉えていないが、海岸の近くに「対馬丸(つしま丸)」の慰霊碑がある。昭和19年(1944年)に沖縄の学童疎開船「対馬丸」がアメリカの潜水艦に撃沈された。その悲劇を繰り返さないように、昨年3月に慰霊碑が建立された。平和への願いが込められている。

船越海岸の反対側にあるのが、海を隔てて「枝手久島(えだてくじま)」だ。無人島だ。昔は畑や田んぼがあり、小舟で渡って農作業をしていたということだ。今は原生林の状態に戻り、訪れる人もない。ときどき、イノシシが海岸で遊ぶのが見られる。左横には、小島(こじま)と呼ばれる島。文字通りの小さな島だ。借景のポイントを成しており、私の気に入りの、かわいい島だ。

写真:芝えび(水槽の中で飼っています。車えびではありません。餌を食べるしぐさがかわいいです。)

南の島にも寒気が下ってきています。皆様、風邪を引かないように、温かくしてお過ごし下さい。(文:堀之内)

 

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