活車えび宇検養殖株式会社

宇検だより

宇検村について

2017-04-28

100周年ステッカー

 

地元・宇検村の長老からおもしろい言い回しを聞いた。「宇検村は四国より少し狭いだけ」と言うのだ。どういうことだろう、宇検村と四国とではずいぶん広さが異なるが…。
長老が笑いながら教えてくれた。宇検村にはケンが3つある。四国はもちろん4つの「県」だ。宇検村のケンは「検」で、検のつく集落が3つあるのだ。田検集落、芦検集落、宇検集落である。
広さに大差はあっても、ケンの数でいけば、四国より一つ少ないだけだ。「四国より少し狭いだけ」とは、言葉遊びとともに、日本の、鹿児島県の、奄美大島の端っこにあっても、負けるものかという「スットゴレ精神」の発揚だろう。

その宇検村が、今年で村制施行100周年を迎える。合併に合併を重ねてきた市町村が多い中にあって、村制施行100年という歴史を持つ自治体は全国でも稀だろう。宇検村は奄美大島の南西部にあり人口は約1,700人、主な産業は農業や水産業だ。大きな焼酎メーカーもある。
村は自然に恵まれている。奄美群島随一の湯湾岳(ゆわんだけ 高さ694m)や美しい焼内湾(やけうちわん)、そこに浮かぶ枝手久島(えだてくじま)と、風光明媚な場所が多い。
湯湾岳から染み出す水は、質、量ともにすぐれていて、村民の飲料水や焼酎の原料水になっている。あまりの水の清冽さに、なんと、このほどワサビの栽培実験が始まった。「この南国で」といぶかしんだが、新しい品種や栽培技術が開発されたのだろうか、それとも水温が期待に適うのか。とにかく成果が楽しみだ。私たちの宇検養殖場は湯湾岳から少し離れてはいるが、焼内湾でつながっている。森は海の恋人である。養殖場の水も湯湾岳の恩恵を受けているのである。

写真は、宇検村役場、枝手久島の朝、満開のイベイの花、湯湾岳そして100周年のステッカー。

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